結婚式
【時間帯・お立場別】
昼の結婚式・ゲスト
肌の露出・スパンコールなどの装飾は控えめにしましょう。
露出の多いドレスには、ボレロやショールなどを合わせるのが基本スタイルです。
色みは、鮮やかなパステルカラーなどがオススメです。
パールを使った小物も昼間のお式にオススメです。
夜の結婚式・ゲスト
昼間とは違い、肌の露出の制限は緩みます。
開いた首元にゴージャスなジュエリーなど、大胆な装いも素敵です。
キラキラと光るグリッター、ラメ、スパンコールなどの装飾も夜の式に映えます。
結婚式・ホスト(母親)
新郎新婦のご両親のフォーマルウエアは「主催者の正装(昼の正装)」が一般的です。
父親はモーニングコート、母親はアフタヌーンドレスや黒留袖と言うのが基本となります。
【会場別】
結婚式場・ゲストハウス(ハウスウエディング)
定番の結婚式場、人気上昇中のゲストハウスでのウエディング。
お庭やテラスなど屋外に出る機会も多いので、日中であればパステルカラーの明るいお色や花柄などのアクセントのあるドレスがオススメです。アクセサリーはキラキラと光る物よりもパールが良いでしょう。
会場自体も明るい事が多いので華やかなコーディネイトを心掛けましょう。
夜も基本的にはルールとマナーに乗せた通りですが、寒暖差に対応できる羽織物があると便利です。
ホテルウェディング
こちらも以前からの定番ウェディングスタイルです。
宿泊ができるので、ご親族の方や遠方の方への配慮としてホテルウェディングにされる方も多く、総じて格式もきちんとしている場合が多いです。
マナーを守った、上品な装いが望ましいでしょう。
室内のライトの光に映えるように、ポイントでキラキラアイテムを入れても良いと思います。(ただし、華美になりすぎないように注意!)
クロ―クに荷物を預ける事が出来ますが、携帯にお財布、お化粧品など意外と室内の荷物は多くなるもの。そんな時はサブバッグ(手提げ)が便利です!
教会・神社でのお式
神聖な場所ですのでルールやマナーはもちろん、その場の雰囲気を考え、落ち着いたきちんと感のある服装を心掛けましょう。
肌の露出や華美な装飾は控えた方が良いと思います。
披露宴の会場が離れている場合が多いので、フォーマルシューズも歩きやすい物を選びましょう。軽く羽織れるボレロやストールも便利です。
レストランウェディング
今までご説明してきた結婚式会場の中では、少しカジュアルなレストランウェディング。
あまり形式ばらない、リラックスした雰囲気の場合がほとんどです。
結婚式二次会のイメージに近いスタイルで大丈夫です。
通常の結婚式より個性を出してみるのも良いと思います。
お受験
~お受験ママのマナーと服装の選び方~
【マナー】
幼稚園や小学校の受験の際はお子様と一緒にお母様またはご両親の面接があります。
主役はお子様ですのでお母様の服装は控えめに。悪目立ちしてしまうような華美なウェアや装飾は避け、慎ましく上品なスタイリングが望ましいです。
お子様やご両親の服装や接し方を通して、普段のご家庭でのご様子などを見られていると考えると良いでしょう。
【スーツの選び方】
・スタイル
基本はジャケットにワンピースを合わせたアンサンブルスタイル、もしくはブラウス、スカートにジャケットを羽織ったスーツスタイルです。
・デザイン
襟はショールカラーが一般的。最もご利用の多いデザインですので、悩まれた際はこちらがオススメです。清楚で優しい印象になります。
テーラードやノーカラーなどでも問題はございません。
スカート丈は着席された際に膝頭が隠れる程度の長さが最適。
長すぎ、短すぎはどちらも良い印象を与えませんので注意しましょう。
・素材
光沢素材や柄物、透け感のある生地は避けましょう。
無地が最適です。
・色
ネイビーの中でも深い紺色、「濃紺」が基本になります。
※一部の学校ではグレーなどが推奨される場合もございますが、最近はほとんどの場合濃紺で対応が可能です。
「黒」についてご相談も多く頂きます。
濃紺と似寄りとは言え、周りの多くの方が濃紺を着用されている中での「黒」は前述の通り、悪目立ちしてしまう可能性があるため避けた方が無難です。
【当店のお受験スーツのポイント】
・お辞儀した際に胸元が開かないように詰まったデザイン。
・長すぎず短すぎない、バランスの良いスカート丈。
・フォーマルメーカーならではの美しい仕立てで着心地も抜群!
・こだわりの濃紺カラーで安心してご着用頂けます。
・ジャケットにワンピースを合わせたアンサンブルスタイルのみの展開。
※理由は面接の最中や前後でお辞儀や着席などを繰り返す際に、ブラウスなどが不用意にジャケットから覗いてしまったりすることを防ぐためです。
・襟のデザインは基本のショールカラー、スッキリとした印象のノーカラーの2種類。
※当店ご利用のお客様は夏場の学校説明会ではノーカラー、面接本番では大定番のショールカラーと使い分けられる方が多いです。
セレモニー
■卒業式・卒園式
【マナー】
入学式と比べ、卒業式はより厳粛なお式です。
旅立ちへのお祝いだけでなく、お世話になった先生方への感謝の気持ちを表す場でもありますので、服装は派手にならないように落ち着いた雰囲気のスーツがオススメです。
※地域や学校ならではのルールがある場合もあります。予め調べておかれることをお勧めいたします。。
全国の東京ソワール販売店舗ではブラックフォーマルにコサージュを合わせてご利用されるお客様も沢山いらっしゃいます。厳粛なお式ですので上品なブラックフォーマルにお祝いの気持ちであるコサージュを添えるスタイルは最適と言えます。
■入学式・入園式
【マナー】
新たな生活が始まる日。喜びの場であると同時にこれからお世話になる方々との出会いの場でもありますので、シックなカラー、明るめカラーどちらも大丈夫ですが華美にはなり過ぎず好感を持っていただけるようなファッションを心掛けましょう。
上下が同じ素材のスーツスタイル以外にも、ジャケットとワンピースが異素材になったデザインや上下でお色違いのスーツなどもオススメです。
紳士
■紳士 モーニングコート
「モーニングスタイルの歴史」
1800年代初頭、ヨーロッパでは外出着としてフロックコートと呼ばれる丈の長い(ひざ丈程度)コート、ベスト、グレーのスラックスが着用されていました。
紳士が馬に乗ろうとした時、フロックコートの前側の長い裾が邪魔になることから、前の裾を大きくカットして着られるようになりました。そこで誕生したのがモーニングコートの原型と言われています。
前の裾を大きくカットした事から、イギリスでは今でも「Cut away Coat(カッタウェイコート)」と呼ばれる事もあります。
1830年頃に「Morning Walking Coat(モーニング・ウォーキング・コート/朝の散歩服)と名前が変わり、当時は競馬見物や昼間に外出する際の街着として着用される事が多かったようです。
そして、1870年代には「Morning Coat(モーニングコート)」の名称となり、1914年の第一次世界大戦を機に昼間の正礼装として定着しました。
モーニングコートの語源はその名の通り、朝や午前中を意味する「Morning」です。
現在のモーニングコートにも
・フックベント
・背面の飾りボタン
など、当時の名残が残っています。
「モーニング・タキシード・燕尾服の違い」
【モーニング】
・午前中から昼間の式典に使われる、昼の正礼装(日本国内の結婚式などでは、昼夜問わず着用される事が多いです)
・ご結婚式など慶事の際に黒ベストを着用される場合は、白襟を付けます
【タキシード】
・夕方から夜の式典やパーティに使われる、夜の正礼装
・ブラックタイと指定があった場合の装い
【燕尾服】
・基本的には夜のモスト・フォーマルだが、昼夜問わず格式の高い式典には燕尾服が指定される事があります
・ホワイトタイと指定があった場合の装い
「時間帯について」
フォーマルは時間帯によって服装が異なります。
お式の終わる時間を意識し、夕方17時~18時を境として、昼のフォーマルと夜のフォーマルを着分ける事がフォーマルマナーとなります。
・午前中の式典 モーニング
・昼間の式典 モーニング
・15時、16時に始まる式典 モーニング・タキシード
・夜の式典 タキシード
「スタイリングの注意点」
・結婚式では両家の服装は合わせるようにしましょう
例:新婦側がモーニング、新郎側がタキシードなど、時間帯や格式がチグハグにならな
いよう注意が必要です。
・ベストの一番下のボタンは留める?留めない?
アンボタンマナー(アンダーボタンマナー)と言われますが、基本的には外すのが正解と
されます。5つボタン、6つボタンの場合もマナーは変わりません。
・上衣のボタンは留める?留めない?
一般的な3ピース(ジャケット・ベスト・スラックス)の場合、かしこまった場以外ではジャケットのボタンは外しベストを見せるのがマナーですが、モーニングコートの場合は基本的に「かしこまった場」での着用となりますので拝みボタンと言われる1つボタンは留めてご着用頂きます。
また、着席時には外して頂くのがマナー。留めたまま着席されるとジャケットにシワが出てしまったりして美しくないためです。
・サスペンダーはベルトじゃダメ?
モーニングの場合は基本的にサスペンダーが正式とされています。
また、当店のコールパンツはアジャスターである程度腰上で固定させますので、ベルトの役割を担ってくれます。サスペンダーもお客様のお好みで調整可能です。
モーニング(縞柄)、燕尾服(白)、タキシード(黒)とサスペンダーなど見えない部分にも細かなマナーが存在します。
※当店は縞柄のサスペンダーをご用意しております。